妊娠初期に感じるカラダの痛み/安全な痛みの種類

妊娠が判明し、これから迎える妊娠生活に思いをはせると、幸せな気持ちに包まれますよね。あんなものを準備して、こんなものを買ってと、出産に向けた楽しい時間が待っているのです。

しかし、ママのカラダには、あまりありがたくない変化が現れるのも事実。それが妊娠初期に感じるカラダの痛み。辛くて心配ですよね。

という事で、今回は妊娠中に感じる痛みの中の、「安全な痛み」とされている症状についてご紹介したいと思います。

【妊娠中に感じるカラダの痛み/痛む場所と症状について】

《出血を伴わない下腹部》

妊娠中に、下腹部を中心に、引っ張られるような痛み、あるいは、ギュッと締め付けられているような痛みなどを感じる事があります。

これは、大きくなり始めた子宮が周囲を圧迫する事によって生じる痛みだと考えられています。痛みの他に症状が無ければ妊娠に伴なって起きている正常な痛みの範囲内ですので、特に心配はないと考えらえれています。

(足の付け根の痛み)

足の付け根がつっぱる・ひきつるような痛みを感じる場合は、同じく子宮の成長によって起きている痛みと考えられます。

子宮は靭帯によって支えられているのですが、妊娠に伴ない急激に成長した子宮をその靭帯が支えきれなくなり、痙攣を起こし始めた時に生じる痛みだと考えられています。これも正常な範囲内の痛みですので、さほど心配しなくても大丈夫たと考えられています。

(股関節痛)

妊娠初期及び後期になると、股関節の痛みを感じるプレママがいます。これは、出産の準備を行うために分泌されるホルモン「リラキシン」の影響なのです。この「リラキシン」は、出産の準備のために骨盤周辺の筋肉を緩める働きを持っています。このリラキシンの働きにより、出産時に赤ちゃんが狭い骨盤内を少しでも楽に通る事が出来ます。

しかし、このリラキシンが働きすぎると、骨盤が緩みすぎて、左右のアンバランスを生む歪みの原因となり、これが痛みにつながっているのです。

これも、出産徐々に改善すると言われていますが、産後にゆがみが改善されなかった場合には、そのまま痛みが継続する場合があります。そうならないためには、妊娠中にプレママの勉強会などで習った、妊娠体操・腰痛体操などで改善をはなりましょう。

(ひざ関節痛)

妊娠中の急激な体重増加・大きくなったお腹の影響で歩き方が変化した場合などのため、足腰にかかる負担が大きくなり、ひざの痛みとしてカラダに現れたのがこのひざ関節痛です。

これも産後に徐々に改善すると言われていますが、痛みが強い場合などは医師に相談して改善をはなりましょう。

(腰痛)

お腹が大きくなる妊娠中期以降の腰痛の原因は、赤ちゃんの成長に関係していると考えられます。これは、大きくなった赤ちゃんの重さによってカラダに負担がかかる事で腰痛を引き起こしているという物です。

しかし、妊娠初期の腰痛の場合、未だお腹はさほど大きくなっていないにもかかわらず、腰痛を発症する場合があります。これにはリラキシンというホルモンが影響していると考えらえれています。

このリラキシンは、前述したとおり出産に備えて骨盤を緩める働きがあります。実は、リラキシンが緩めるのは骨盤だけではなく、全身の靭帯もこのリラキシンによって緩められ、その緩みを補うために腰の筋肉が働きを強化します。

こうして腰の筋肉は酷使される事になり、これが悲鳴を上げる程の疲労を感じた時に痛みを生じるという訳なのです。

(胃痛)

お腹上部の胃の部分が痛む場合、つわりが原因で起こっている胃炎と考えられます。これは、妊娠中に多量に分泌されるプロゲステロンというホルモンの影響で起こっています。

このプロゲステロンは、妊娠を安全に維持するために、子宮を拡げるといった役割があるのです。しかし、このプロゲステロンは、同時に胃腸の働きを抑制してしまうので、普段に比べて働きが弱った胃から胃酸の逆流が起こり、これが胃痛の原因となっているのです。

(片頭痛)

痛みが強く、場合によっては嘔吐を伴うほどの症状を伴うのがこの片頭痛です。この、妊娠初期の片頭痛には、妊娠によって多量に分泌される黄体ホルモンが関係しています。

この黄体ホルモンには、妊娠中のママのカラダの中で赤ちゃんが快適に過ごせるようにする役割である、子宮内膜の柔軟性を保つ・血管を広げて血流を良くするなどの働きがあります。こうした働きの中の血流を良くする働きが、同時に片頭痛を発症させてしまっているという訳なのです。

(歯の痛み)

妊娠中に起こるつわりによって、歯磨きの回数が減ったり、胃酸の逆流によって口内の唾液が酸性に傾く等、妊娠中の口内環境は虫歯になりやすくなっているのです。

また、妊娠中に増加する女性ホルモンの影響をうけて、歯周病菌の発育が促進されてしまう場合があります。こうして、歯肉炎のリスクが高くなるのです。

これらが、歯の痛みの原因となっている可能性があるのです。口内を出来る限り清潔に保つように努めましょう。

(お尻の痛み)

妊娠中のママのカラダは、黄体ホルモンの影響で便秘になりやすいカラダへと変化をしてしまいます。これを放置すると、お尻、つまり「痔」が悪くなり、痛みや出血を伴うまで進行してしまいます。

先ずは水分をしっかりと補給して便秘の解消に努めましょう。それでも改善が見られない場合には、こじらせる前に医師に相談しましょう。

出産時にダメージを受けるとも言われている「痔」。産後の生活を快適に凄ぐためにも、可能な限り早めに手を打つことをお勧めします。

【まとめ】

妊娠中には、カラダの至る部分に痛みが出るのがプレママの辛いところです。つわりだけでも辛いのに直接的な痛みまでとは、ママはほんとうに大変。

一過性の物、長く痛みの続くもの、こじらせてしまえば治療が必要な症状と、その痛みいは様々な種類がありました。

対処できる物はできるだけ自分で対処して、医師のサポートが必要な症状に関しては、遠慮せずに医師に相談して、こじらせないように努めましょう。

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